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ヘルペスはどんな病気?治療薬もあわせて解説!

2019年12月18日
男性を診ている医者

性器ヘルペスの症状は、性器や周辺にチクチクとした強い痛みをともなう水疱(水ぶくれ)や潰瘍(びらん)などの単純疱疹が特徴です。病原体は単純ヘルペスウイルスと呼ばれるウイルスで、1型と2型の2種類があります。1型は成人までにほとんどの人が感染しますが、2型は性行為が原因で感染するケースが多いです。

1型のウイルスに感染して発症すると、口の粘膜に発症して口内炎の原因になる場合が多いです。これに対して2型のウイルスに感染すると、性器に発症して痛みをともなう単純疱疹の症状が出る場合が多いことで知られています。

単純ヘルペスウイルスは神経節の内部に潜んでいますが、通常は不活性状態で増殖しません。神経が刺激を受けるとウイルスが活性化して増殖を始めますが、この時に免疫が弱くなっていると病原体が大量に増殖して性器や口唇に単純疱疹を発症します。放置しても1~3週間程度で自然治癒しますが、患部から大量のウイルスが排出されることで他の人にうつしてしまう恐れがあります。

単純ヘルペスウイルスには抗生物質が効きませんが、抗ウイルス薬を服用して治療をすることが可能です。治療薬を服用すれば、治癒までに要する期間を数日程度に短縮することができます。性器・口唇ヘルペスの治療方法ですが、病原体の増殖を抑える抗ウイルス薬(ゾビラックスまたはバルトレックス)を服用します。治療期間は5日間ですが、2~3日で症状が改善されます。

ゾビラックスの有効成分はアシクロビルで、体内のウイルスの増殖を阻止する働きがあります。バルトレックスの有効成分はバラシクロビルで、体内でアシクロビルに分解されて病原体の増殖を抑えます。アシクロビルは血中濃度が短時間で減少するので、1日に5回服用します。バラシクロビルは血中濃度の持続時間が長いため、バルトレックス(500mg錠)の治療方法は1回1錠を1日2回服用です。

水疱瘡や帯状疱疹を発症する病原体は、単純ヘルペスウイルスの近縁種なので、バルトレックスを服用すれば増殖を抑えて治癒を早めることができます。このため、バルトレックスは帯状疱疹にも有効です。

単純ヘルペスウイルスは感染力が強いという特徴がありますが、性交渉の際に男性がコンドームを着用することで感染を予防することが可能です。ウイルスに感染してしまうと体内から完全に排除させることができず、治癒した後に再発する場合がありますが、再発を予防するために、バルトレックスを服用することができます。ヘルペスの予防目的でバルトレックス(500mg錠)を服用する場合は、1日1回のみ1錠を服用します。

バルトレックスは処方箋薬なので一般向けに市販されていませんが、海外から個人輸入すれば入手できます。薬を購入しておけば、性器ヘルペスや口内炎、帯状疱疹を発症した際の備えになります。