• ホーム
  • 淋病が発症するのは性器だけじゃない!その原因と症状

淋病が発症するのは性器だけじゃない!その原因と症状

2020年03月13日

淋病はクラミジアとともにポピュラーな性病の一つで、日本や他の先進国で多くの人が感染しています。淋病を発症する原因は淋菌と呼ばれる細菌なので、抗生物質で治療をすることができます。淋菌は性器性交によって感染し、男性と女性で違う症状が出ます。男性の方が自覚症状は強く出る傾向があり、ほとんどの人は尿道の痛みや膿が排出されて病気に気づきます。女性は自覚症状が出にくいので発見が遅れる場合があり、卵管炎を発症して不妊症になってしまう危険性があります。

淋菌は性器の他にも、咽頭部(のど)の粘膜にも感染することが知られています。オーラルセックスなどが原因で性器からのどに淋菌が感染すると、風邪をひいた時や体が弱くなっている時に扁桃炎や咽頭炎を発症します。のどの炎症が治まっても細菌が残留し続けると、扁桃炎を何度も発症することがあります。

性器や咽頭部に淋菌が感染するのを予防する有効な手段は、性行為の際に男性がコンドームを着用することです。現在はいくつかの性病ではワクチンの開発が進められていますが、初期段階なので実用化されていません。現在は淋菌に有効なワクチンが実用化されていないため、性行為の際にコンドームを着用することが唯一の予防手段といえます。

淋菌は乾燥に弱いですが、高温多湿の環境であれば人体を離れても一定期間は生存することが可能です。感染者が使用した直後のタオルや衣類を通して他の人にうつる場合があります。便器に付着した淋菌も、高温多湿の環境だと他の人に伝染する可能性がゼロではありません。淋病に罹って治療を受ける場合は、完治するまでの間は他の人にうつさないように注意を払う必要があります。

淋病の治療方法ですが、抗生物質を内服または注射で投与する方法が一般的です。これまで1940年代後半にペニシリンが開発された後に、10種類ほどの抗生物質が開発されてきました。淋菌にはペニシリン系をはじめ多くの抗生物質が有効でしたが、短期間で薬剤耐性を獲得してしまうので現在は薬が効きにくくなっています。かつてはペニシリン系・セフェム系などの第一世代セフェム薬が有効でしたが、現在は強力なテトラサイクリン系やマクロライド系抗生物質が効かない淋菌が確認されています。淋病は治療方法の選択肢が少ないため、感染を予防することが大切です。

淋病に有効な抗菌薬の種類は限られており、薬剤耐性菌に有効な飲み薬はセフィキシムを有効成分とするセフスパンだけです。淋病の治療に有効なセフスパンやジェネリック医薬品のジプラックスは、通販サイトを通して海外から個人輸入して入手することが可能です。