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聞いたことある?様々な感染症

2020年04月18日

感染症と聞くと、クラミジアや淋病などを思い浮かべる人が多いかもしれません。これら以外にも、人から人にうつる感染症や性器で炎症を起こす病気は、他にもたくさんあります。不快な症状に悩まされるだけでなく、放置すると命の危険がある恐ろしい感染症もあります。

インキンタムシは水虫と同じ白癬菌(カビ)によって発症する皮膚病で、臀部や男性の性器にできます。インキンタムシを発症すると、不快な痒みの症状が出ます。治療方法は、白癬菌の増殖を抑える抗菌薬(外用薬)を患部に塗布します。

亀頭包皮炎とは男性性器の包皮に細菌などが繁殖して炎症を発症するもので、膿や痛みなどの症状が出ます。患部を清潔に保つことや、免疫力を高めることで亀頭包皮炎の予防をすることができます。

アメーバ赤痢は主に性行為によって伝染する病気で、赤痢菌ではなくて赤痢アメーバと呼ばれる原虫(寄生虫)に感染すると発症します。赤痢アメーバに感染すると、激しい下痢や血便などの消化器系の症状を発症します。

細菌性膣症は女性の膣に雑菌が繁殖して起こる炎症で、免疫力が弱くなると発症しやすくなります。女性の膣の内部は乳酸桿菌が他の細菌の侵入を阻止する働きをしていますが、何らかの原因で乳酸桿菌が減少すると雑菌が繁殖して炎症が起こります。細菌性膣症を発症すると、外陰炎を起こすほか悪臭の強いおりものが出ます。細菌性膣症は、複数のパートナーと性行為をする女性にみられます。

ケジラミ症は陰毛にシラミが寄生するもので、外陰炎を起こして痒みなどの症状を発症します。ケジラミ症は性行為によって伝染し、陰毛を剃るか専用の市販薬で治療をすることができます。

疥癬(かいせん)はヒゼンダニという小さなダニが人に寄生して起こる皮膚病で、人から人に伝染します。疥癬に罹ると非常に強い痒みの症状が出る場合があり、内服薬や外用薬で治療をすれば感知します。

軟性下疳(なんせいげかん)は発展途上国で多くみられる性病の一つで、性器の皮膚や粘膜で化膿や丘疹、痛みをともなう潰瘍などを発症します。軟性下疳を起こす病原菌はグラム陰性桿菌の一種で、ジスロマックやエリスロマイシンなどを服用して治療します。

肝炎はウイルスによって起こる病気で、病原体のタイプによってA・B・C・Eの4種類に分けられます。A・E型は飲食物を通して感染し、衛生状態の悪い国や地域を旅行する場合に注意が必要です。B・C型は性行為や血液を通して感染するため、性病とみなされています。B・C型肝炎に感染すると、肝硬変や肝臓がんに罹る恐れがあります。性行為の際にコンドームを着用することや、ワクチン接種(B型肝炎のみ)で予防することができます。